1492 コロンブス、西インド諸島に到着
1543 ポルトガル人が種子島に来航 / 鉄砲伝来 / コペルニクスが地動説を発表
1549 イエズス会宣教師ザビエル来日、キリスト教を伝える
1582 九州のキリシタン大名が少年使節をローマに派遣(天正遣欧使節)

1600 オランダ船リーフデ号漂着 / 関ヶ原の戦い
1603 江戸幕府開かれる
1637 島原の乱
1639 鎖国の完成
1642 イギリス、清教徒革命
1687 ニュートン、万有引力の法則を発見

1708 宣教師シドッチ密入国
1715 新井白石『西洋紀聞』
1716 享保の改革
1720 漢訳洋書輸入の禁の緩和
   西川如見『四十二国人物図説』
1735 青木昆陽『蕃薯考』
1742 野呂元丈『阿蘭陀本草和解』

1754 山脇東洋『臓志』
1763 平賀源内『物類品隲』
1764 平賀源内『火浣布略説』
1765 ワットが蒸気機関を改良
1771 杉田玄白・前野良沢・中川淳庵、小塚原にて腑分(人体解剖)を見る
1774 『解体新書』刊行
1776 杉田玄白、蘭方医家を開業 / アメリカ独立宣言
1777 前野良沢『翻訳運動法』
1782 林子平『和蘭船図説』
1783 大槻玄沢『蘭学階梯』
   工藤平助『赤蝦夷風説考』
1785 前野良沢『和蘭訳筌』
   林子平『三国通覧図説』
1786 林子平『海国兵談』
1787 朽木昌綱『西洋銭譜』
   森島中良『紅毛雑話』
   寛政の改革
1789 フランス革命
1790 杉田玄白・大槻玄沢『瘍医新書』
1791 桂川甫周『地球全図』
1792 林子平、著書により罰される
   大黒屋幸太夫、ロシア使節(ラクスマン)とともに帰還
   宇田川玄随『西説内科撰要
1795 芝蘭堂新元会(おらんだ正月)始まる
   桂川甫周『北槎聞略
1796 稲村三伯ほか『ハルマ和解』(江戸ハルマ)
1798 大槻玄沢『重訂解体新書』
1799 石井庄助『遠西軍器考』
   司馬江漢『西洋画談』

1800 伊能忠敬、幕府の命により蝦夷地測量を開始
1801 志筑忠雄『鎖国論』
1802 志筑忠雄『暦象新書』
1803 幕府天文台暦局で洋書の翻訳を開始
1804 島津重豪『成形図説』
1805 宇田川玄真『医範提綱』
   華岡青洲『瘍科瑳言』
1807 大槻玄沢『環海異聞』
1808 司馬江漢『刻百爾(コペルニクス)天文図解』
1809 高橋景保『総界全図』
1810 藤林普山『訳鍵』
1811 蛮書和解御用設置
   本木荘左衛門『譜厄利亜興学小筌』
   『ドゥーフ・ハルマ』(長崎ハルマ)
   馬場佐十郎・大槻玄沢『厚生新編』
1815 杉田玄白『蘭学事始』
1821 伊能忠敬『大日本沿海輿地全図』(伊能図)完成
1822 宇田川榕庵『菩多仁謌経』
1823 シーボルト来日
1825 青地林宗『気海観瀾』
1828 伊藤圭介『泰西本草名疏』
   シーボルト事件
1832 小関三英『泰西内科集成』
1833 宇田川榕庵『植学啓原』
1836 帆足万里『窮理通』
1837 宇田川榕庵『舎密開宗』
   モリソン号事件
1838 高野長英『戊戌夢物語』
1839 蛮社の獄(高野長英・渡邊崋山ら処罰)
1840 アヘン戦争
1841 天保の改革
1843 天文台訳『海上砲術全書』
1844 箕作省吾『新製輿地全図』
1849 箕作阮甫『水蒸船説略』

1850 高野長英ほか『三兵答古知幾』
1853 ペリー、浦賀に来航
1854 ペリー再来、日米和親条約締結
1854 大槻磐渓『金海奇観』
   村上英俊『三語便覧』
1855 飯沼慾齋『草木図説』
1856 宇田川興齋『地震預防説』
1857 橘耕齋『和魯対訳辞書』
1858 安政の大獄
   新宮涼庭『コレラ病論』
1860 大鳥圭介『築城典型』
   福沢諭吉『華英通語』
1861 アメリカ、南北戦争(〜1865)
1862 堀達之助ほか『英和対訳袖珍辞書』
   洋書調所『官板バタビヤ新聞』
   上野彦馬『舎密局必携』
1864 浜田彦蔵『新聞紙』(海外新聞)
1865 丁韋良『万国公法』
1866 ヘボン『和英語林集成』
1867 大政奉還
1870 福沢諭吉『文明論之概略』
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