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生誕150年記念

市島春城展【3/5~5/26】会期を延長します終了

期間 : 2010年03月05日(金)~2010年05月26日(水)
時間 : (展示室)10:00~18:00 (記念室)10:00~17:00(土:~14:00)
     記念室は会議等で利用する場合、閉室いたします。
     ただし、市島記念室は4月21日(水)まで。
     また、4月26日(月)は展示替えのため閉室します。
問合先 : 早稲田大学図書館 tel:03-3203-5581

 2010年は、早稲田大学図書館の初代館長である春城市島謙吉先生の生誕150年の記念の年にあたります。早稲田大学では、それを記念し総合学術情報センター2階、中央図書館入口前に「春城市島謙吉像」を新たに設置し、ながくその功績を讃えることといたしました。本展も記念事業の一つとして、あらためて市島春城という人物について、その生涯と業績を、広く皆様に知っていただく機会として開催するものです。
 市島は1860年に越後国に生まれ、長じて後、現在の東京大学に進学、後にともに早稲田大学を支える高田早苗、坪内逍遙ら、生涯の友と出会い、さらには小野梓、大隈重信の知遇を得ました。「明治14年の政変」で大隈が下野すると、卒業を間近にして退学、その後は、東京専門学校の創立にも関与、郷里新潟では新聞人として活躍、さらに衆議院議員となりました。
 1902年、創立20周年を迎えた東京専門学校はさらなる発展を目指し名称を早稲田大学に変更、新たな図書館を建設しましたが、学監として学校経営の中心にあった高田早苗の要請により、市島はその館長に就任、1917年にその職を退くまで15年のながきにわたり、図書館長の職にありました。
 市島は自らの目と足で資料収集に尽力し、就任時に3万冊ほどだった蔵書を5年目には10万冊の大台に乗せました。稀覯本の収集にもその才を発揮、現在、国宝や重要文化財に指定されている資料をはじめ、さまざまな貴重な資料が館蔵となったのも市島館長時代のことです。しかし、そうした資料も所蔵しているだけでは無いものと同じ、死蔵である、と考えた市島は、資料の積極的な公開を目指し、さまざまな取組みを進めましたが、その姿勢は現在の図書館にも通じるところがあります。
 今回は、そんな市島の生涯を、随筆家としても多くの著作を残し、また日々の出来事を丹念に記録していた市島自身の言葉を通して、ご紹介いたします。図書館所蔵の市島の自筆資料だけでなく、彼が収集し図書館蔵となった貴重資料など、多岐にわたる展示内容となっております。
なお、会期初日(3月5日)午後1時より、総合学術情報センター2階ホール(中央図書館入口前)に新たに設置される「春城市島謙吉像」の除幕式が挙行されます。
多くの皆様にご覧いただければ幸いです。