Okuma Shigenobu Collection

明治14年の政変

大隈参議国会開設奏議
前島密写 明治14年(1881)6月 1冊 ワ09 06403

自由民権派による国会設立運動が高揚を迎える中、筆頭参議大隈が明治14年3月、矢野文雄に起草させた意見書。国会の早期開設を含む急進的な内容は、伊藤博文を激怒させ、大隈下野の導因となった。

小野梓書簡
大隈重信宛 明治14年(1881)9月29日 1巻 イ14-B10 01

明治14年の政変直前の9月29日、中央政局の動きを旅先の大隈に報じ、伊藤との協力貫徹を請うた書簡。大隈に対し卓然不動、従容自若として公明正大な態度を貫かれたいと要望している。

福沢諭吉書簡
大隈重信宛 明治14年(1881)10月1日 1巻 イ14-B132 04

官有物払下げに対する非難攻撃が燃え上がる中、東京の政情と風評を伝えた書簡。この事件を三菱と五代、大隈と黒田の私闘だとする説の流行を伝え、注意を促している。

辞令 免本官
参議大隈重信宛 明治14年(1881)10月 1枚 イ14-D207

天皇の東北巡幸に随行し帰京した10月11日深更、緊急御前会議が開かれ、大隈は政府から追放された。これは翌12日、大隈に渡された免官の辞令。