次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業(CSI) 平成18年度委託事業 領域2
「電子出版システム(編集査読システム)の開発」

担当大学

主担当大学:早稲田大学

連携大学 :広島大学、長崎大学

プロジェクト名、概要等

日本語名:
電子出版(編集査読)システムの開発
英文名:
Development of a Journal Editing and Publishing System
略称:
電子出版システム開発
英文略称:
ePubs
概要:
紀要等、学内刊行物の各論文をリポジトリへ継続的かつ簡便に登録可能とすることを目的に、 無償で利用できる日本語による出版査読システムがいまだ存在しないという背景を受けて、それら学内刊行物の 電子出版を実現すべく電子出版(編集査読を含む)システムを開発する。

計画概要

上記概要にもとづき、電子出版システムを開発するため、以下の事項について作業を行う。

  1. 既存の電子出版システムの調査を行う
  2. 調査に従い、学内の紀要類出版団体と協力しながら仕様を策定する
    Ex) 1サーバで複数団体の学術雑誌を処理できるようにする
    Ex) 執筆者からの投稿を受ける画面をデザインする
  3. 電子出版システムのプロトタイプを開発する
  4. プロトタイプのテスト、評価を行い、電子出版システムを完成させる
  5. 無償で電子出版システムのプログラムを公開する

平成18年度の事業総括

プロジェクトの計画概要にもとづき、電子出版(編集査読)システムを開発するため、以下の事項について作業を行った。

  1. SPARC連続セミナー、情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO)等、電子投稿査読シ ステムにかかわる内容のセミナーに積極的に参加し、既存の電子出版システムの情報を収集した。
  2. オープンソースの電子投稿査読システムを調査し、概要、日本語化の有無などの実態を把握した。 複数の電子出版システムの調査を行う中で、DpubS(コーネル大学図書館によって管理されているシステム), Open Journal Systems(Public Knowledge Project(PKP)が作成)について詳細な調査を行った。
  3. 国内の学内刊行物の実態に適合させ、より利用しやすいものとするためにOpen Journal Systems(OJS)を日本語化した。
  4. 3と同様に学内刊行物の実態に適合させるため、(株)WIZARDによる電子出版(編集査読)システムのカスタマイズを行った。
  5. 学内学会協力のもとOJS(日本語版)のテストを開始した。
  6. ウェブサイトの開設
    http://www.wul.waseda.ac.jp/ir/epubs/

平成18年度の成果概要

  1. 国内外の既存の電子出版(編集査読)システムの調査を行った結果、紀要等学内刊行物の出版査読システムとして 必要十分な機能を有するOJSの日本語化を実現し、無償公開のめどを立てることができた。
  2. 日本語化したOJSをテストし、その過程でシステムを詳細に分析することにより、 効率的にリポジトリとの連携部分を開発することが可能となった。
  3. DpubSについてインストールを行い、テストを試みたほか、ファイル概要・翻訳必要箇所など調査結果としてまとめた。
  4. 多様なニーズに応えるため、OJSの日本語化のみならず、(株)ウィザードによる電子出版(論文投稿査読)システムについても 無償公開に向けて必要なカスタマイズを行った。

Waseda University Library. Revised: 2007/03/09

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