漂流 -- 異界を見た人たち -- 早稲田大学図書館企画展 [目次に戻る]
 
 
其の四:若宮丸(陸奥)仙台沖より漂流、アリューシャン列島に漂着
 
(1793、寛政5年)
 

 寛政5年(1793)11月、仙台石巻から江戸へ向けて出帆、直後に大風にみまわれ漂流し、翌年5月に至りようやくアリューシャン列島の「ヲンデレケヲシスロ」島に漂着、生き残った乗組員はその後、ロシアのイルクーツクに滞在した。享和3年(1803)首都ペテルブルグで皇帝パーヴェル1世に謁見、水手津太夫ら4名が使節レザノフに伴われ、翌年(文化元年)9月長崎に帰国した。


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No.13 環海異聞(かんかいいぶん)
請求記号:文庫8 A202
大槻玄沢撰 写本 8冊
 国もとへ帰還した若宮丸の生還者4人に対し、仙台藩主伊達周宗は大槻玄沢らに命じ詳細な聞取調査をおこなった。本書は玄沢がそれに整理・考証を加えてまとめたもの。大槻家旧蔵。


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No.14 崎陽雑記(きようざっき)
請求記号:ル2 3079
写本 1冊
 長崎奉行所による若宮丸の4人からの聞書きや、ロシア使節に対する漂流民受け取り書の写し、さらには「漂流物語」と題した津太夫らの話など、関連資料をまとめたもの。


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