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●文学部百周年記念●

『坪内逍遥・会津八一展』

期間:11月22日(木)〜27日(火)

会場:日本橋高島屋 8階ギャラリー


早稲田大学の前身東京専門学校に文学科が創設されたのが明治23年である。以来、光輝ある歴史と伝統を刻み100年目を迎えた。

その創設の中心者は、いうまでもなく坪内逍遥博士であり、小説『当世書生気質』など実作にも手を染めた理論家であった。

早稲田は、逍遥の播いた近代文学および演劇の種から芽を出し、今や四方に枝をのばし葉を繁らすまでにいった。

創設100年目を迎えるのを記念して、恩人坪内逍遥および文学部が生んだ異才会津八一の両博士に関する文学・芸術の諸資料を中心とした展示会を開催する。

これは、本学の演劇博物館と東洋美術陳列室の夫々二博士にゆかりの所に収蔵する貴重な資料が出陳される。

一方、文学部百年の歩みをパネル構成で展示すると同時に、現在活躍中の文学部出身者の作家より寄せられた熱いメッセージ(自筆原稿・色紙)を披露するコーナーも設けられる。

また会期中、テーマに関連した連続講演も企画中である。



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