ふみくら:早稲田大学図書館報No.8(1986.5.1) p.17

館蔵特殊コレクション摘報2(3)

宝【トウ】室文庫


  1. 分 類 イ15

  2. 収蔵数 63部 1253冊

  3. 目録等
     印刷目録:なし
     その他:和漢書書名目録(カード)

  4. 収蔵(設置)年とその経緯
    昭和32年
     日中戦争当時、北支軍最高指揮官であった多田駿(はやお)陸軍大将が収集した蔵書を、その没後、令息多田顕氏が本学講師であった縁により、本館に収められた。文庫名の「宝【トウ】室」は大将の書斎号で、「【トウ】」は「弓袋」の意。

  5. 収書の特徴
    清・明の中国兵書

  6. 収集者
    多田駿:東京生(本籍仙台)。明治15年(1882)2月生、昭和23年(1948)12月没。大正・昭和期の陸軍軍人。仙台幼年学校第1期生。陸士第15期生。明治37〜38年に陸軍少尉として日露戦争に従軍、その後陸士・陸大の教官、第16師団参謀長を経て、満洲事変後は満洲国軍最高顧問となる。昭和10〜11年支那駐屯軍司令官、第11師団長、昭和14〜16年北支軍最高指揮官等を歴任、昭和16年大将、軍事参議官となった。日中戦争開始時は参謀次長であったが不拡大派の一員であり、また和平交渉打切りにも反対するなどして政府・陸相と対立し、昭和16年9月に退役した。


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