正・続 通信全覧


資料形態35mmマイクロフィルム 120リール
請求記号M80
原本所蔵外務省外交資料館
製  作国際マイクロ写真
内  容  通信全覧(以下、正編とする)は江戸幕府外国方で編纂された我が国最初の外交資料集である。幕末期に外国との通交が再開されて実務が始まり、元治元年(1864年)には外交文書の編纂が構想されたが、実際に編纂が始まったのは翌年の慶應元年(1865年)からであった。当時外国奉行の配下にあった田辺太一、広沢晋一郎らが中心となって安政6年(1859年)より翌年の万延元年までの幕閣と外国使節との間でとり交わした書簡等を319巻に編集した。内容はこれら書簡や交渉筆記を本文とし、国別年代順の「編年之部」、事件別の文書を編集した「類輯之部」、事件の顛末を概記した「提要之部」からなっている。
 続通信全覧(以下、続編とする)が編纂されたのは明治4年(1871年)であった。外務大録の坂田諸遠が主幹となり文久元年(1861年)より明治元年(1867年)までの幕府外交記録を正編の内容体裁に準じて、「編年之部」、「類輯之部」に分けて編纂した。但し、関係資料の収録は文久以降にとらわれず、文化・文政期まで遡っており、続編の完成までに10年を要したとされ、全1,803巻から成る一大資料集である。この続編の一部は関東大震災で失われたが、その内容は単なる外交記録に留まらず、経済・工業・宗教・庶民生活など様々な部門を包括しており、幕末の日本を総合的に見通すことができる資料であろう。
検  索国民外交協会 編『正・続 通信全覧目録』(昭46)による。
 なお『通信全覧総目録・解説』(1989 雄松堂出版)も参照。
関連文献『通交一覧 1-8』(国会刊行会叢書)1912-13
『通交一覧続輯 1-5』 1968-73 清文堂出版
このほか書冊の『通信全覧』、『続通信全覧』(1989 雄松堂出版)あり


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