江戸文学総瞰

大東急記念文庫所蔵


資料形態35mmマイクロフィルム 90リール
請求記号MF12 (大学院文学研究科より預かり)
原本所蔵財団法人 大東急記念文庫
編  集川瀬一馬
製  作雄松堂フィルム出版
内  容  江戸時代は版本の普及による印刷の発達と印刷量の増加により、大いに文芸創作を活発化させ、読者層を広げた大衆文学先駆けの時代と言えよう。大東急記念文庫は質の高い豊富な江戸文学関係資料の収集で有名であるが、ここではお伽草子、仮名草子、浮世草子、洒落本、人情本、滑稽本、黄表紙等の小説類の他、古浄瑠璃、義太夫節等の劇文学など板本878本、1,500冊を収録している。
 同文庫は昭和23年(1948年)に東急電鉄のオーナーであった五島慶太氏が当時京都大学図書館に委託管理されていた「久原文庫」を一括購入し、翌年大東急再編成記念図書館を発足させた事に始まる。その後「井上通泰文庫」を加え、昭和29年(1954年)に大東急記念文庫と改称して現在にいたっている。なお「久原文庫」とは、大正・昭和前期の実業家 久原房之助氏が出資して、地質・書誌学者の和田雲村氏が収集した江戸文学コレクションである。
 文庫全体を収録点数からみると、黄表紙がもっとも多く250点(9リール)、これに次いで洒落本123点(10リール)、黒本・青本100点(4リール)、義太夫節87点(13リール)、咄本80点(9リール)、合巻本56点(5リール)となっている。このコレクションは他に比類無き江戸文学資料であり、研究者にとっての利用価値は計り知れないと言えよう。
検  索川瀬一馬 著『江戸時代仮名絵入文学書概論』(昭52 雄松堂)による。
関連文献『大東急記念文庫善本叢刊』近世篇20巻 1976-79
『大東急記念文庫貴重書解題』第一巻〜 1956-
『大東急記念文庫小史』昭和30年 他


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