資料形態 | マイクロフィッシュ 52,159枚 |
請求記号 | S255 |
原本所蔵 | 英国通産省図書館 |
編 集 | Peter Cockton |
出 版 | Chadwyck-Healey |
内 容 | "Parliamentary paper"とは、下院に提出された法律案、各種委員会報告書、政府提出資料等の総称である。19〜20世紀の英国研究では、この議会関係資料がそのさまざまな分野について研究する基本資料としての価値が大きいとされている。それはこの時代における英国資本主義の発展、選挙権の拡大、議会権限の拡大等の政治的、経済的、社会的な大変化が挙げられよう。19世紀は議会権限の拡大により、あらゆる政策が議会を中心に審議され、各種調査や行政に関する資料も殆ど全てが議会に提出されていた。そのため議会文書集である本資料は当時の英国の様子を知る上で最重要資料であると言える。 この原本は、英国通産省図書館所蔵の『The Bound set of the House of Commons sessional papers』であるが、『The Journal of the House of Commons』を参照して、原本に漏れていた文書類も加えている。これまでその膨大な量と原本の散逸により英国議会文書は入手が非常に困難であったが、今回のマイクロ化により完全な形で入手する事が可能となった。さらに各種キーワードからの検索を可能とするCD-ROM版検索ソフトにより、マイクロ版の課題であった使い勝手も大幅に改善されている。 なお、複写マイクロ資料室に所蔵されていない1901〜1921年分については、早稲田大学現代政治経済研究所において所蔵されている。(WINEで所蔵情報を確認) また、現在はデータベース「House of Commons Parliamentary Papers(HCPP)」が利用可能である。 |
検 索 |
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関連DB |
House of Commons Parliamentary Papers(HCPP)
1801年から現在までの、約20万件におよぶ英国下院議会文書、オリジナル文書の画像、検索可能な全文情報、詳細な索引を収録。 |
関連文献 | 『Irish University Press series of British parliaentary papers』 他 |