池田家文庫藩政史料マイクロ版集成


資料形態16mmマイクロカセット 2,486リール
請求記号M1130
原本所蔵岡山大学附属図書館
編  集岡山大学附属図書館
出  版丸善
内  容 江戸時代の代表的藩主の一人とされる池田光政公が岡山に国替え入部したのは寛永9年(1632年)のことであり、以後儒学をもとにして文治による藩政を行った。すなわち新田開発、産業育成、軍法・軍役の制定、さらには備前風といわれる質素な藩風を作り上げ、次代藩主綱政公とともに藩政の礎を築いた。以後池田家は明治維新まで藩政を支配し、大名家として優れた藩政史料を残した。その内容は、入部以前の書簡も若干含まれるが、入部以後の藩政全般にわたっており、収録期間も支配全期を網羅している。形態的には総記から領地、藩侯、藩士、法制、行政、財政、軍事、産業、社会、土木建築、交通通信、宗教、教育文化、国事維新、絵図などに分類することができるが、とりわけ地図、絵図類が多いのが特色とされている。
 これらの史料集は明治から昭和前期まで池田侯爵家に保存されていたが、1950年3月、当時の池田家当主池田宣政氏よりそのほとんどが岡山大学へ委譲され、岡山大学附属図書館所属となり、1990年から1993年にかけてマイクロ化作業を行なった。その数量は、藩政史料60,827点、典籍32,537冊で重要文化財15冊も含まれる。なお池田家文庫という名称は、岡山大学に委譲されてからこれに付与された名称である。
検  索冊子体目録『池田家文庫マイクロ版史料目録』による。
関連文献『池田家文庫解題』岡山大学附属図書館刊 昭28年(研 イ2 2422)
『岡山藩研究』岡山藩研究会 編刊 1992-.  ほか


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First drafted Feb. 26, 1997
Last revised Jun. 4, 2004