Documents of the National Security Council

米国国家安全保障会議文書集 1947-


資料形態35mmマイクロフィルム 75リール
請求記号M718
原本所蔵National Archives and Research Administration 他
出  版UPA
内  容  米国の国家安全保障会議(National Security Council:NSC)は、国家安全保障法(1947年制定)によって組織された大統領直属の諮問会議で、戦後米国の最高国防会議として軍事政策を決定してきた。その任務は米国の安全保障に関連する諸政策について大統領に助言を行う事と、安全保障政策の立案、実施等について関係各省庁との調整にあたることを主としている。そのメンバーは当初、正・副大統領、国務長官、国防長官に陸海空軍の三軍長官を加えて正規のメンバーとし、必要に応じてCIA長官などが参加していた。しかし1949年以降は軍の影響力が削減され、三軍長官は正規のメンバーから除外された。NSCには安全保障担当補佐官を事務局長とするスタッフがおり、大統領の特命により重要事項の調査・分析、さらに長期戦略の立案に従事している。
 これまでバンディ、ロストウ、キッシンジャー、ブレジンスキー等がNSC事務局長として会議を主導し、安全保障政策の立案や実施について重要な役割を果してきた。しかし反面、その権限が強化された事により関係省庁との対立・確執を生ずることもしばしばあった。
 この資料は会議の文書類(documents:42リール)と会議議事録(minutes:18リール)の二部からなっており、目録『Index of the National Security Council』によりDocuments Sup.4とMinutes Sup.1までの内容を一括検索出来るようになっている。(Indexに未収の部分は附属の内容目録を参照。)
 最高機密として扱われてきた文書を包括的に収録している本資料は、これまで米国の安全保障政策の成立過程やその内情について知ることが出来る大変貴重な資料であると言えよう。 (情報提供:極東書店)
検  索『Index to documents of the National Security Council』 UPA, 1944 による。
 その他附属の冊子体目録もあり。
関連文献『National Security Files, 1961-1969』(請求記号:M1256)
Menges, C.C.『Inside the National Security Council』 Somin & Schuster, c1988 他


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First drafted Sept. 25, 1997
Last revised Jun. 4, 2004