官員録・職員録集成

明治・大正・昭和期


資料形態35mmマイクロフィルム 138リール
請求記号M878
原本所蔵国立公文書館
製  作日本図書センター
内  容  『広辞苑』によれば、職員録とは国家の官職に現在就任している者の、官職・氏名等を記載したものとされているが、本資料は明治元年から昭和14年までの中央官庁の官僚・職員、軍人の官職・氏名などを年毎に編集・集成したものである。
 この資料により、その年毎の官庁組織が明らかにされ、また組織改編の過程も解明されることになる。さらにある個人を調査研究する場合、その人物の異動・昇進過程が追跡でき、そして官僚組織内の序列を知ることが出来るであろう。
 明治初期より実際に日本の政治を主導していたのは、ここに記載されている職員達であり、これを調査研究することにより派閥の消長から政策立案、各官庁同志の確執まで知る事が出来よう。
 内容は1〜105リールが明治時代、106〜121リールが大正時代、122リール〜138リールが昭和時代となっている。原本は403冊から成り、原則として中央官庁の官員・職員を収録しているが、編集上やむをえない場合は地方官庁の官員・職員をしている年もある。いずれにせよ、官僚制度の研究のみならず、日本近代史研究においても利用できる必須の第一次資料となろう。
検  索別添『明治大正昭和 官員録・職員録集成 収録目録』による。
関連文献『明治初期 官員録・職員録集成 自慶應四年五月 至明治元年十二月』柏書房 1981-2
内閣官報局『職員録 明治21・22年-』(継続中)


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First drafted Sept. 11, 1997
Last revised May. 11, 1998