資料形態 | 35mmマイクロフィルム 約1,100リール |
請求記号 | M1247〜M1255 |
原本所蔵 | National Archives and Records Administration (NARA) |
製 作 | Scholarly Resources |
内 容 | 極東国際軍事裁判(International Military Tribunal for the Far East;IMTFE, 通称 東京裁判)は、1946年5月より1948年11月まで戦前・戦中の日本の指導者28名を主要戦争犯罪人としてその戦争犯罪を審理した国際軍事裁判である。だが裁判は戦勝国、特にアメリカSCAPの決定的権限のもとにあり、判・検事共に中立国からは選出されないという"勝者の裁き"的色彩が強いものであった。また、戦後統治という政治的配慮から天皇を免責し、太平洋戦争は軍国主義による侵略戦争であるという判決を下した事は、歴史的認識に問題がなかったとは言い切れない。 その評価をめぐっては様々な議論がなされてきたところであるが、この議論を進める為には裁判の実証的研究が欠かせない。この資料集はアメリカ国立公文書館(NARA)に所蔵している裁判関係資料の多くをマイクロ化したもので、裁判研究のみならず日本現代史研究にも寄与できるものである。詳細は別紙リストによるが、その中には機密文書扱いとされてきた『International Prosecution Section(国際検事局)文書』も含まれている。 |
検 索 | 各タイトルの第1リールに内容表が収録されている。 |
関連文献 | 朝日新聞社『極東国際軍事裁判記録:目録及び索引』1953 法務省『極東国際軍事裁判資料目録』1971 関西大学図書館『極東国際軍事裁判資料目録』1972 他 |