初期日本英学資料集成


資料形態35mmマイクロフィルム 34リール
請求記号M93
原本所蔵若林正治氏(春和堂) 他
製  作雄松堂フィルム出版
内  容  近代以降の日本の英学教育は幕末の開国より始まると言えるだろう。1862年に江戸幕府が洋書調所において英学、すなわち英語学を開講してより、明治政府に引き継がれて開成学校、大学南校と発展した。また一方、私塾での英語教育も幕末より始まり、ヘボン塾(1862年より)、攻玉社(1865年より)等が我々の知るところである。この他各藩校でも維新前後より英学教育を開始しており、このころ数百点以上の英学資料が日本国内で出版されたものと推定される。
 英学資料としてまず挙げられる分野は、英語文法関係、会話関係等であるが、当時は読本として英語学以外の図書もこれに加えられていた。本編では博物学、理学、世界史、英国史、地学、地理学等のテキストがリーダーとして収録されている。(例:Mary A. Swift 著『理学初歩』/原題『First lessons on natural phirosophy, for children』)
 また、当時の出版の特徴として、異版や偽書が多数存在する事も挙げられよう。著作権の概念など存在しなかったであろう当時では、ある図書が売れだすと各所で同本を出版している。いわゆる海賊版と考えられるが、時代の要請に対して流通・通信手段が未熟であった当時としてはやむを得ない事情であろう。
 なお、大まかな内容の分類は、1:辞書(1-16reel)、2:文法(17-20reel)、3:音韻・文学(21-24reel)、4:単語(25-28reel)、5:会話・書簡(29-32reel)、6:読本(33-34reel) となっている。
検  索『マイクロフィルム版 初期日本英学資料集成 収録書総目録』による。


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First drafted Oct. 3, 1997
Last revised May. 11, 1998
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