Early Printed Bibles

初期刊本聖書集成



資料形態 マイクロフィッシュ 2,961枚
請求記号 S222
編  集 Fritz Busser & Christoph Weichert
製  作 IDC:Leiden
内  容  聖書は世界で最も多く発行され、最も多くの人に読まれた歴史上最大の出版物である。聖書はユダヤ教・キリスト教の聖典であり、バイブルという呼称はギリシア語のビブリアつまり"小冊子"や"書物"という言葉に由来している。この事からも当時聖書は書物の代名詞であった事が伺える。
 聖書は旧約聖書と新約聖書の二部から構成されている。『旧約聖書』はユダヤ教の聖典で、原文は主にヘブライ語である。ローマ教会はギリシア語訳『セプトゥアギンタ聖書:Septuagita』(70人訳聖書)をもとにラテン語訳聖書を編纂し、紀元405年にはヘブライ語写本に基づく改訂版が完成した。『新約聖書』の出発点はイエスであり、各書の原文はギリシア語(コイネー)であるが、原文は残っていない。新約聖書は4世紀にギリシア語写本からラテン語訳され、旧約とあわせ『ウルガータ聖書;Vulugate』(ウルグスはラテン語で「日常」の意)と呼ばれた。
 中世のカトリック教会は翻訳の際の意訳による教義の誤解をさけるために各国語訳を認めておらず、そのため聖書完訳が本格化したのは宗教改革以降であった。15世紀のグーテンベルクによる活版印刷術の発明により聖書の大量印刷が可能となり、ルターによる旧約・新約のオリジナル言語からのドイツ語直接訳以降プロテスタント各国で聖書が翻訳され、使徒は自国語で直接聖書を読む事が可能となった。これら二大要因によって聖書はより広く普及、理解されていった。

 本資料では、15世紀の出版物であるインキュナブラから16世紀に至るまでの刊本聖書、約300点を収録している。オリジナル言語の旧約聖書・新約聖書から、西欧言語での主要な翻訳聖書を網羅的に収録している本資料は、宗派研究等の宗教学はもとより言語学や言語史、印刷史研究にも多大な貢献をする事が期待される。 (情報提供:丸善)

検  索 添付の冊子体目録による。


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First drafted Nov. 7, 1997
Last revised Jun. 4, 2004